法律を学習する際に最も重要なのは、メリハリをつけることです。学習すべき分野が非常に広範な上、教科書一冊を通読するだけでも尋常ではない期間が必要となります。しかも、学習に必要とされる情報は、教科書だけでは完全に不足します。参考書、判例集、条文、最新判例のリサーチなども必要とされます。これだけの分量をこなすには、必ず生活を犠牲にしなければならず、当然生活リズムも崩壊してしまう場合があります。

学習にのめり込むと、どうしても学習せずにいられない状況となります。寝る間を惜しんだり、食事もおろそかになる場合もあります。そのようなことが続けば、健康面でも悪影響を受けてしまいます。そのため、学習と生活リズムのバランスをつける必要があるのです。資格試験を目指している方の中には、生活を犠牲にして学習を押し進める方もいます。確かに、資格試験という大きな目標の前には、犠牲を払わざるを得ない場合もあります。しかし、生活リズムが狂えば、資格を取得できたとしても、まともに仕事ができない状況にもなりかねません。

こういったことを防ぐためには、日頃の生活から自分の生活リズムを確率していくことが必要です。学習効果を高めるためにも重要となります。